2015年2月27日金曜日

これまでの飼育法の考察

今年の方法に思い悩む。少し頭の中を整理する。

初年度は、交雑といっていい方法だった。睡蓮鉢方式。
出来た子供は、これといって特徴のないものばかりが生まれてしまった。400匹くらい。400匹の特徴のないメダカはそうとう持て余した。
採卵はせず、自然孵化したものを稚魚水槽に移動させる方法だった。水草をたくさんいれていたので、親に食べられる前に移動できた。
冬季に屋内飼育にチャレンジする。出だしはうまくいったが、やはり手間が大変で、仕事も多忙になり頓挫した。交配数が多すぎたのもある。
屋内飼育はいつの日かリベンジしたいと思うが。

2年目は一対一交配を行う。ベアタンク方式。メスを固定しての総入れ替え戦。
順調なペアと不調なペアによって入れ替えがうまくいかなくなった。
また、途中で死なせたりして選手がいなくなり、予定の組み合わせが不成立。
グダグダになってしまった。
採卵はホテイアオイの移動方式。
水槽が多くなりすぎて、水換えが滞り、多くを死なせてしまった。
冬季はエアリフト底面濾過方式で屋外越冬させてみた。
水換えいらずでよかったのだが、エアーポンプなど、電気代もかさんだ。

3年目は、2ペアづつくらいでの交配。ベアタンク方式。
5月くらいまでは順調だった。
採卵はホテイアオイから卵をこそぎとる方法。小さめの孵化容器に入れて、孵化したものを稚魚水槽に移す。
これは、ばんばん孵化して、毎日の稚魚掬いがとても楽しかった。
たくさんとれた稚魚水槽の水換えがうまくいかず、幼魚になる率が落ち込んだのが反省点。
6月以降は多忙で放置状態が続いたが、夏場の水の痛みが激しく、追いつけなかった。
夏場をどう乗り切るか。
小宮さんなどは、もう6月くらいで終了するらしい。それでいいのかもしれないと思う。
が、それでは物足りない。
稚魚水槽の水換えは神経を使う。稚魚の中で大きくなったものを幼魚水槽に移すのも、楽しいのだが手間。放置しておけば、稚魚を食べているから。
大きめの黒容器に移し替えて越冬させる。ベアタンク。
一ヶ月に一回くらいの水換えを行う。これは非常に安定していた。水量が多かったからだろう。
越冬する際の選別。いろんなものができているから選別に悩む。きっちりと管理していたつもりでも、なにかしら混じったりしているので、系統不明のものもある。
交雑の悩みは、どれがどれの子かわからなくなるので、次の種親にするときの判断に迷う。あきらかな特徴があればいいのだが、微妙なものが多いので。

さて、4年目をどうするか。
これまでのやりかたは一長一短ある。
手間さえかければ、うまくいったはずだが、忙しい日々だから、手間なしの方式が良い。
交配数を少なくする、交雑方式にする。
そういった選択肢があるが、交配数が少ないと、稚魚が幼魚になってくるあたりで、結果が分かり始め、一気に面白さが減じてしまう。
交雑方式も、狙いのものがなかなか産まれず、幼魚になった段階でがっかりしてしまう。

3年目の方法がもっとも興奮した。ホテイアオイからこそぎとる採卵と、浅い小さな容器で孵化させて、稚魚水槽に移すというのは鉄板だろうと思う。
稚魚水槽、幼魚水槽をもっと大きなものにしておけば大成功だったと思う。
水換えの手間がネックになっている。ベアタンクだからとはいえ、水槽の数が50くらいあったから、ほぼ1日仕事になった。夏の暑い時期だと二週間でもう限界になった。
エアリフト底面濾過方式が理想だが、稚魚水槽には水流が良くないはず。

時間とスペースが許せば、思いっきりやれるのだが。
時間はどうにもならないが、スペースはどこかを借りるという事もあるだろう。
また駐車スペースを一台潰して拡張するか。

一対一交配が理想だし、交配水槽も小さめがいいのだが、手間が爆発的に増える。

ネットで調べると水換え不要の方式があった。
赤玉を水洗いして、熱湯消毒して、というもの。水草と貝を入れて、エアーもいらないという。まゆつばではないか、という記述もあったが、一度試してみてもいいかもしれない。

100均のセリアで3リットルの黒ゴミ箱を見つけた。一対一交配水槽によさげだ。
とりあえず8個ありったけ購入してみた。
気分は一対一交配に向かっているのか。
20cmキューブのガラス水槽があるのだが、色落ちする感じがあるので黒がいいように思う。夏場の黒の小さい水槽は危険だが。

手間なし方式がいいのだが、手間がかかる、というのも醍醐味。
水換えの手間が一番しんどい。
えさやりは楽しいし楽。採卵は手間かかるが楽しい。
稚魚掬いはものすごく楽しい。
ポイントは水換えだな、とはっきりする。
交配数を昨年より減らして、一対一交配にして、エアリフト底面濾過方式にする、というのが落とし所だろうか。

4月1日からスタートできるように、もろもろ検討していきたい。
種親集めも同時並行だ。



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