2015年4月12日日曜日

メダカの死に対する向き合い方

メダカ飼育を始めて四年目。これまでに多くのメダカを死に至らしめた。


死因は様々。
寿命を全うさせた事はまずない。
99%が飼育ミスと断言していい。
大量虐殺者として、極刑はまぬがれられない。

そういう事をいいはじめると、鑑賞魚飼育や繁殖はやめてベジタリアンになるしかないのだが。

せめて、飼育方法をレベルアップさせて、死亡数を年々下げていく努力が必要だろう。
さらに、必要以上の採卵を行わないというルール作りをしておきたい。

死亡数ゼロという境地に達するのは不可能なので、せめて、死亡魚に対する処遇を決めておきたい。

これまでに多くのメダカ屋さんに行ったが、100%の確率で、どこかの水槽に死体が浮かんでいる。

一瞬、うわ!となる。
あの死体をどう処分しているのか、気になる部分だ。
管理の手が追いついていないのは確かな事。
水槽が多いほどそうなる。
養殖業の方は、どうしてるのだろうか。
金魚塚とか、錦鯉塚とか、敷地内にあるのかもしれない。
であれば、メダカ塚などもあってもいいかも。
龍聖さん、陶芸をされるようだから、メダカ飼育者のための、メダカ塚などを考案したらいいのでは?メダカ協会は、お坊さんに監修してもらって、メダカ供養の指針を提示して欲しい。

かくいう自分も同じ事。
朝のエサやり時にそこまで確認しない事が多い。
だいたい、死亡直後は沈んでいる。
しばらくして、ガスが溜まり浮かんでくるものだ。
グリーンウォーターなら、なおさら発見が遅れる。
水換えした時、どろどろの死体やら、骨などが見つかる事も多い。

死体は、そのまま、側溝に流れる事もある。
死体を見つけたら、やはり今でも動揺し、アミで掬い、植え込みの根元に、忌まわしいもののように投げ捨てる。無かった事にする感じ。
こんなぞんざいな事をやっていた。

こんなことを考えながら、今日もちりめんじゃこを食べたが。

このような罪を悔い改めたい。

では、死んだ鑑賞魚はどうすべきか。
ネットで検索すると、川に流す、庭に埋める、生ゴミとして捨てる、トイレに流す、鉢植えに埋める、焼却する。などなど。

それぞれ賛否両論があるようだ。
いろいろ見て、火葬が一番いい事が分かった。
人間と一緒で、土葬よりも衛生上、火葬が現代では標準。
しかし、2000度くらいで焼かないと、黒焦げになるだけらしい。
逆に痛ましいので、却下。


とりあえず、合同埋葬として、骨壺に近い植木鉢を用意した。
これに、死亡メダカを順に埋葬し、年度末に、なにかを植えてあげる。
そういう事にした。
マジックで、正の字でカウントする事にしよう。

メダカの命と死に尊厳を持たせる人の元に、メダカの神は宿るような気がする。


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