メダカの少年

めだか屋おおいたに予約したメダカを受け取りに行った際、お母さんとメダカを買いに来た少年に会った。

13歳と聞く。

13歳からのハローワークという本が出るくらい、社会との関わりを学ぶにあたって重要な年齢。

やれサッカーだ、やれゲームだ、今の13歳には、いろんな関心があるだろうなか、メダカに熱中する少年に好感を持つ。

私なりのメダカ飼育のアドバイスを僭越ながらしてあげた。

そして、将来は、遺伝子研究の専門家を目指して下さいと、伝えた。

先般、アルツハイマー病解明の何かがメダカを使った実験で進展したらしいニュースを見た。メダカは、マウスに代わって、いろんな実験に貢献しているらしい。

アルビノメダカは、解剖せずに臓器の働きを確認するために作られたらしい。たしか。

そんなタイミングだったのでついつい。

メダカに興味ない13歳はたくさんいる。

あまた、いろんな事があるなかで、メダカに夢中というのは、きっと向いているはず。

好きこそものの上手なれ。

私のような壊れかけのオジさん世代は、もはや、老後の暇つぶしとして、せめて、改良でもやってつめ跡でも残そうくらいしかできないが、13歳ならば違っていいはず。

メダカをきっかけに、生物学、遺伝子工学に発展して行ってもおかしくない。

将来、メダカを使った研究で、万能細胞を発見して、とか、そんな壮大な未来を描いて欲しい。

水草水槽のコンテストでチャンピオンになったり、マクロの写真家になったり、ネット販売のビジネスを始めたり。

メダカへの興味から派生していろんな世界が広がっていく、という事を、貪欲に吸収してほしい。

メダカだけに熱中していてもダメ。

これからの人生、バランスも大事。

学校の勉強も大事だし、体も鍛えないと。

恋もして、沢山の友達を作り。

大きな声で挨拶し、にこやかな笑顔。

人との輪を大切にして。

メダカ屋に集まる私のようなダメなオジさんにならないよう、頑張って下さい。

訪問頂きありがとうございました。 更新の励みになりますので、左のブログランキングのカウント用バナーをクリックお願いします。