2015年3月28日土曜日

産めよ増やせよ

メダカ飼育の醍醐味の一つにその繁殖力がある。

昨年、沖縄で琉球メダカ1ペアを購入し、沖縄固有種の繁殖を行ってみた。
出張先に水槽をおかせてもらい、私がいない間の餌やりを依頼して。
軽い感じのものだった。
あいにく、種親は、近所の子供かなにかに盗まれてしまったが、18匹くらいの稚魚が生まれた。そこから稚魚が成魚になり、子供を産み、秋には、孫世代が60匹くらいになっていた。子供世代は事故によって全滅したが。
6月くらいに仕入れたワンペアが、10月頃には孫世代60匹となっているのだ。これでも30倍。

いま、このメダカ達は、里子にもらわれていった。うまくいけば、ひ孫世代までいっているはず。

これくらい、テキトーな感じでも増えて行く。

もっと厳密に管理できていれば、どのようになっただろうか。

ワンペアからスタートして、4月からヨーイスタート。
9月末までの半年間で、何匹まで増やせるか。
そんな事をやってみたい欲求にいつもかられる。

親は当然、最後まで産む。
途中から子供世代の産卵が加算される。
場合によっては、孫世代まで終盤には産卵を始める。

親だし方式で100%採卵とする。
半年ということは、26週だから、一週間で親だしとすれば、26個の交配水槽に順送りしてあげる。親だけを考えれば比較的簡単な話だ。
毎日抱卵したとして、ひと抱卵20個とすると約140個くらいは採卵できるだろうか。
順調に孵化させて100匹くらいの幼魚になるだろう。
大きめの水槽に移し替えて、50対50の雑交配。
これも、一週おきに親出し。5000の孫世代。
これが26週分とすれば、13万匹。
ああ、もうこのへんで計算がめんどくさい。

もっとも成長の早い孫世代がひ孫を産む可能性もある。
100%採卵のあと、100%孵化、100%成魚といかないはずだが、そこは繁殖者のテクニックになるのだろう。
成魚への生育スピードにも大きく影響を受ける。
場合によっては、20万匹くらいまでいってしまう可能性すらある。
だとすれば、10万倍という事になる。
マジかよ!

毎日採卵し、手厚く卵を管理してあげれば、もっと孵化率が上がる。

机上の空論のようにも思うが、一度でいいから実証実験を行ってみたいものだ。
いつかやってみたい。

たかだかメダカワンペア。
そのように甘くみてはいけない。
秋には20万匹に増えている可能性を秘めているのだ。


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